先日、スマホをトイレに落とした凡才たぬきです。
Androidにしたので、しばらく使ったAirpodsProからおさらばするべく、何かいいイヤホンはないかと探していたところこちらのイヤホンが見つかりました。
それがAnkerの「Soundcore Liberty 3 Pro」です。
2年間使用してきたAirPods Proと比較しながらレビューしていきます。[amazon asin=”B09D7QHBN2″ kw=”Soundcore Liberty 3 Pro”]
買うまでの流れ
繰り返しになりますが、Androidに乗り換えたため、今まで使ってきたAirPods Proにかわるイヤホンを探していました。
新イヤホンに求める条件としては以下のとおりです。
ミドルレンジと呼ばれる価格帯で、最近主流となりつつあるノイキャン外音取り込み搭載のものを探していました。
また、AirPods Pro(Apple製品のみマルチポイント対応)を使ってきて、マルチポイントの快適さに味を締めていたため、マルチポイントは欠かせませんでした。
そして、この条件を満たしてくれるイヤホンが、Soundcore Liberty 3 Pro発売前はJabra Elite 75tとNUARL N10 Plusくらいだったのです。
しかし、NUARL N10 Plusはケースが大きすぎるので選択肢から除外。
Jabra Elite 75tは発売してから2年経過しているので買うのを渋っていました。
そこで、条件クリアに加えて、LDAC対応、ワイヤレス充電、操作変更可能など機能満載のSoundcore Liberty 3 Proが発売されたので、衝動的にポチってしまいました。
Soundcore Liberty 3 Proの概要
製品名 | Soundcore Liberty 3 Pro | AirPods Pro |
---|---|---|
ANC | ○ | ○ |
外音取り込み | ○ | ○ |
バッテリー(ANC使用) (単体/ ケース込み) | 6時間 /24時間 (LDAC使用時は1/2の時間) | 4.5時間 /24時間 |
重量 (単体/ケース込み) | 約14g / 約57g | 約11g / 約56g |
防水 | IPX4(防滴) | IPX4(防滴) |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC | 非公開 |
充電方式 | USB-C / ワイヤレス | Lightning / ワイヤレス (最新版はMagSafe対応) |
マルチポイント | ○ | △ (Apple製品間のみ) |
接続方式 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.0 |
発売日 | 2021年11月4日 | 2019年10月30日 |
価格 | 19,800円 | 30,580円 |
それでは、実機を使用しながら比較していきます。
外観・装着感
Soundcore Liberty 3 Proは光沢感があり、いかにもハイエンドっぽい高級な仕上がりです。
縁の銀色の部分がより高級感を高めています。
対してAirPods Proは3万円ほどの高級感はありませんが、Appleらしい洗練されたデザインです。
装着検知機能も搭載しているので、イヤホンの脱着に伴い、再生停止が自動で行われます。
ケースは全体がマットな仕上がりになっていて、傷が付きやすそうな感じはありません。
AirPods Proと比べると少々大きいです。
それでも本体とケースを合わせた重さがほぼ同じであるのは評価できますね。
Soundcore Liberty 3 Proの開け締めはスライド式で、開閉しやすいです。
内部にもライトがあり、ケースにしまった際ちゃんと充電されているか確認することができます。
音質
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AirPods Pro [star rate=”4.0″ max=”5″ number=”1″]
個人的にはSoundcore Liberty 3 Proのほうが好みでした。
Soundcore Liberty 3 Proの音の特徴は、いわゆるドンシャリ。万人が好きなやつでポップ向け。
低音に解像度と深みをもたせた音です。人によっては聞き疲れをしてしまうかも。
AirPods Proはフラットな音の印象。低音がSoundcore Liberty 3 Proに比べて抑えられているので聞き疲れることはなさそうです。
音に関しては好みの部分が大きく、普段BGM代わりに使うことが多いならAirPods Pro、音楽に集中して聞きたいならSoundcore Liberty 3 Pro。
価格を考えればSoundcore Liberty 3 Proに軍配が上がります。
ノイキャン外音取り込み
電車の音やエアコンの音などの低い音は、どちらのイヤホンも差がなく、かなりカットしてくれます。
しかし、人の声やアナウンスなどの高い音は、AirPods Proに比べてSoundcore Liberty 3 Proはあまりカットしてくれません。
AirPods Proのノイキャンは発売から2年経った今でも最高峰と言われるので、それよりは一段回下という感じでしょう。
AirPods Proの外音取り込みはほとんどつけてないのと同じ感覚です。
これはほんとに素晴らしい。
Soundcore Liberty 3 ProはAirPods Proに比べるとマイクで拾った音感が否めません。
それでも聞こえてくる方向はしっかりわかりますし、日常生活で使う分には十分な仕上がりです。[amazon asin=”B09D7QHBN2″ kw=”Soundcore Liberty 3 Pro”]
操作性
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Soundcore Liberty 3 Proは専用アプリで操作カスタマイズで多くの機能を割り当てることができます。
しかし、タッチ操作が難しいです。もちろん使えないものではないですが、個人的には物理ボタンのほうが嬉しいです。
AirPods Proは操作性はかなりいいですが、イヤホンで音量調節できないなど操作をあまりカスタマイズできない点が惜しいです。
付加機能
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AirPods Pro ・・・ [star rate=”4.0″ max=”5″ number=”1″]
Soundcore Liberty 3 Proの代表的な付加機能は LDAC、マルチポイント、風切り音の低減、ノイキャン強度の自動調節です。
まず、LDACについて。LDACはAndroidの対応機種のみ使える機能で、再生時間とマルチポイントを犠牲に音質をハイレゾ並みにする機能です。
使った感想は、まあ確かに音にメリハリが出て良くなったのがわかります。それでも、再生時間とマルチポイントを犠牲にするほどのものではないと思いますね。ほんとに音楽に浸りたい時に使う機能です。
マルチポイントは両機とも瞬時に切り替わってくれます。
風切り音の低減についてはSoundcore Liberty 3 Proは設定でオンオフを切り替えるのですが、オンの状態だと風の音がする時、自動的にノイキャンに切り替わるという感じです。なんとも違和感の大きい機能です。
AirPods Proはそもそも風の音がしないように作られているので、AirPods Proのほうが低減できています。
AirPods Proは付加機能が3Dオーディオ(ビデオコンテンツ)、マルチポイント(Apple製品のみ)くらいです。
3Dオーディオは確かに驚くほどほど音が立体的になります。素晴らしい完成度の機能ですが、なくても問題ないです。
コスパ
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Soundcore Liberty 3 Proのコスパはかなりいいです。機能はてんこ盛りですし、ノイキャン外音取り込みもしっかり効きます。
まず、マルチポイント対応機種がかなり少ないので、マルチポイントを搭載している事自体かなりポイント高いです。
AirPods Proは3万円とハイエンドと呼ばれる部類のもので、発売してから2年経っています。
それでも現役な素晴らしい機種です。
ただ、今となってはイヤホン単体で再生時間が4時間という点は物足りなさを感じます。(Soundcore Liberty 3 Proは6時間)
Soundcore Liberty 3 Proを3週間使ったレビュー
Soundcore Liberty 3 Proに乗り換えてから3週間ほど使用した感想をまとめます。
- 第一印象よりもノイキャン・外音取り込みがかなり優秀
- ケースから出して耳につけるときにはペアリングされている
- フィット感は素晴らしい
- やっぱりマルチポイントは最高
- 両耳につけてからノイキャンが作動するまで3秒ほどかかる(AirPods Proは一瞬)
- 風の音は低減できていない
風切り音をカットする機能はあるが、外音取り込みでも勝手にノイキャンみたいになるので、正直使えない
- ケースからつまんで出して、つけるときに持ち帰る必要があるのが地味に面倒
- タッチ操作が慣れるまで難しい
- LDACは再生時間とマルチポイントが犠牲になるので使わない
以上のデメリットが気にならないようでしたら、ほんとに素晴らしいイヤホンです。
iPhoneユーザーにもAndroidユーザーにもかなりおすすめです。
ファームウェアのアップデートの頻度も多いので、アップデートでもっと良くなっていくのかもしれませんね。[amazon asin=”B09D7QHBN2″ kw=”Soundcore Liberty 3 Pro”][amazon asin=”B09JR1HW5P” kw=”AirPods Pro”]
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