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【大学編入】面接で多い質問と対策【回答例付き】

先日、スマホをトイレに落とした凡才たぬきです。

編入学試験では、必ずと言っていいほど面接があります。

しかし、面接はそれほど重要ではないという話もあります。
確かに、筆記試験のほうが配点の8割以上を占めることがほとんどです。

それでも2割を確実に取るためにも、最低限の対策はしておく必要があります。

目次

面接対策について

面接対策の流れ

面接対策の流れは以下の流れで準備していくとよいでしょう。
概ね一ヶ月前から徐々に準備していくのが、適切です。

  1. 面接マナーを学ぶ
  2. 予想質問と答えを準備
  3. 模擬面接を行う

面接の準備期間

1〜2ヶ月前から準備していくのが適切です。直前の一週間前から準備をする人もいますが、十分ではありません。

面接では、論理的な受け答えが求められます。そのためには情報を頭の中で整理する必要があり、ある程度の時間が必要となります。

筆記試験よりは面接の配点はかなり低いですが、筆記試験がない or 簡単な試験である場合は、口述試験が重要になります。余裕を持って準備しましょう。

面接について

面接の所要時間

面接の所要時間は、15分〜20分ほどが一般的です。推薦試験や口述試験などがある場合は長くなる場合もあります。

私が受験した2校も15分程度でした。

面接で聞かれる質問

面接でよく聞かれる質問は以下のとおりです。

  • 志望理由
  • 大学への進学理由
  • なぜ大学を変えるのか(大学生のみ)
  • 高専時代、力を入れたこと
  • 今やっている卒業研究について(高専生のみ)
  • 大学でやりたい研究
  • 筆記試験の手応え
  • 入学したら特に何を勉強したいか
  • 卒業後の進路
  • 併願校について、合格したら入学するか

志望理由

志望理由は、「なぜその大学を選んだのか?」に対する答えを1分以内で簡潔に説明できるようにしましょう。

特に、志望理由がない場合は、受験する学科の研究室について調べて、「○○先生の研究に興味があり、その研究室に入りたいから来ました」というのが鉄板です。

しかし、その場合はしっかりその研究室、教授について調べて、深堀りされてもある程度答えられておくようにする必要があります。

  • 〇〇先生の研究室で、△△に関する研究を行い、□□の謎の解明に挑戦したいと思い志願しました。
  • 大学と大学院に行き〇〇学の専門性を身に着け、△△の研究者になるために□□大学が勉強する上で自分に最適な場所と考え、志願しました。(その後、特有のカリキュラムなどその大学の長所を述べる)
  • 就職したくなかったから
  • 大学院まで行って、いい就職先を見つけるため

大学への進学理由

進学理由はそれほど多く考えられなかったので、僕が質問されたら以下のように答えます。

  • 大学院まで進学して、大学で学ぶ知識を研究などに応用する力を身につけるため

なぜ大学を変えるのか(大学生のみ)

大学を変える理由については、志望理由に紐付けて考えるのが適切です。

そこでよく聞かれるのが、「うちの大学でなくてもいいんじゃない?」という質問です。

そのように聞かれたら、「〇〇先生の△△の研究に興味を持ったからです」と答えられればいいでしょう。
もしくは、その大学のカリキュラムに特徴があるのなら、それに紐づけてもいいです。

  • 〇〇先生の△△の研究に興味を持ったからです
  • 学費の低い大学に編入して、両親の負担を減らすためです

高専時代、力を入れたこと

これについては部活や勉強などを挙げて、答えるのが一般的です。
(バイトは良くない)
すぐに思い浮かばない人も多いと思います。
しかし、重要なのは何を頑張ったかではなく、どう頑張ったかです。

成績の悪い人でも、「あの科目は面白いと感じて自分で調べながら勉強できた」などあると思います。

  • バイトと勉強と部活を両立するために、時間を有効に使う方法を考えた結果、勉強の効率が上がった。
  • 〇〇の授業が難しかったが、図書館で文献を調べながら勉強して理解できた。
  • バイトを頑張った。
  • 勉強を頑張った。

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今やっている卒業研究について(高専生のみ)

自分の卒業研究について、聞かれることもあります。

進んでいれば答えられますが、あまり進んでいなくても「まだテーマが決まったばかりで、進んでいません」で問題ないと思います。
まだ大学2年の学生は、それほど専門的なことは要求されません

例:まだ実験自体には着手できていませんが、二重スリットを使って干渉縞を観測する実験をしようと考えております。

大学でやりたい研究

受験する学科のHPには各研究室の研究内容が載っているので、その中で興味のある研究について調べて、それを言えれば十分です。

もちろん、入学したらその研究室に入らなくてはいけないということもありません。

筆記試験の手応え

これは雑談混じりの質問です。正直に答えましょう。

入学したら特に何を勉強したいか

率直に何を勉強したいか答えましょう。
すぐに思い浮かばない人も、高専時代の専門科目を振り返れば、何かしら「ちょっと面白いかも」と感じた科目はあるはずです。

例:量子力学を初めて勉強したとき、粒子の位置が確率によって決まるという内容に衝撃を受け、大学ではより深く学びたいと考えています。

卒業後の進路

大学を卒業したら、大学院に進むのか、就職するのか、受験時点で決まっていればそれを答えましょう。

決まっていないなら、「専門性を深めるために大学院に進みたい」と答えるのが無難です。

併願校について、合格したら入学するか

「この質問は合否には関係ありません」と前置きされることが多いです。

正直に答えましょう。
返答内容で落とされることはまず考えられません。

その大学よりも明らかにレベルの高い大学を併願しておいて、「こちらが第一志望です」と答えても、逆に印象が悪くなってしまいます。

面接当日の準備

面接はスーツで臨みましょう。
実際、周りもほとんどがスーツでした。

服装で面接の評価が変わるとも考えにくいですが、自分だけスーツを着ていない状況で平常心を保つのは難しいです。
不安の種は積んでおくためにスーツで臨むことをおすすめします。

口述試験の対策

口頭試問についてはこちらの記事で解説しています↓↓↓↓

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この記事を書いた人

とある国立大の大学院生。高専から編入学、そして外部院試を経験しています。
備忘録も兼ねて、ブログを運営中。
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