近年、編入試験の英語試験をTOEICのスコア提出とする大学が増えつつあります。
ここで
- 大学編入で必要なTOEICのスコアは何点くらいなの?
- あのレベルの大学ならどのくらい点が必要?
このような疑問が浮かんでくると思います。
今回は、あなたが目指す大学のランク別に必要な点数を解説していきます。
この記事は、僕の高専時代の友達が合格したときの点数をもとに解説しています。
実際に必要な点数は?
僕の周りで編入した人たちの点数をおおざっぱにまとめると以下のようになります。
大学のレベル | 最低限取りたい点数 | 英語で差をつけるために必要な点数 |
---|---|---|
上位国立大学 (例 東工大、旧帝大) | 600 | 750 |
中堅国立大学 (例 電通大、大阪市大) | 500 | 700 |
その他の地方国立大学 | 400 | 650 |
「意外と点数低くない?」と思われた方も多いと思います。
ですが、この点数で合格できるのです。
800点以上取るような人は僕の周りにもいましたし、ネット上を見るとそのような人はゴロゴロいます。
しかし、そのようなひとは少数派です。
500点に満たない点数で中堅国立に合格している友達も何人も見てきました。
さらに、僕自信もTOEIC670点で東大の大学院に合格しています。
(東大大学院はTOEFLを受けるので、TOEICはあまり関係ないですが、僕の英語力は670点ということです)
TOEICをこれから受け始める人は、まずは600点を目指しましょう。
編入学試験で差がつくのは「筆記の科目」
編入学試験で差がつくのは、圧倒的に専門科目など筆記試験の科目です。
したがって、思うようなスコアを取れなかった人はあまり落ち込まず、筆記試験に備えましょう。チャンスは十分にあります。
編入で高得点が要求されるのは文系
編入で高得点が要求されているのは、主に文系です。
文系の編入学試験は面接や小論文のところが多く、理系のような筆記試験はありません。
そのため、評価するための材料が理系に比べて少ないので、必然的にTOEICでは高いスコアが求められます。
最後に
TOEICの点数はそれほど気にする必要はないということを言ってきました。
それでも、TOEICは院試や就活など後々使える場面が出てくるのでいい点数を取っておくことに越したことはありません。
院試は大学編入より多くの勉強が必要となります。
今のうちに頑張っておけば、あとが楽になるでしょう。
(とは言っても、多くの院試では2年以上前のスコアは使えないんですけどね)
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