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【大学編入】高専から編入できる学科【他学科編入の実例あり】

先日、スマホをトイレに落とした凡才たぬきです。

今回は、大学編入の学科についての話になります。
以下の内容を中心に進めていきます。

  • 大学編入で学科をまたいで受験することはできる?
  • 実際に受験資格はあるとしても、合格は現実的なの?
  • 少しの学科変更は、どこまでを言うの?
目次

学科をまたいだ編入学はできるのか?

多くの大学の募集要項の受験資格欄には以下のような記載があります。

高等専門学校又は短期大学を卒業した者及び2022年3月卒業見込みの者

電通大 2022年編入学募集要項より引用

要するに「編入学での学科変更は理論上は可能」です。

しかし、同じような学科の高専生しか受け付けないという大学もたまーにあるので、そこは自分で志望校の募集要項を確認してください。

理論上は学科を変えて、進路変更ということをできることはわかりましたが、みなさんが知りたいのは理論上ではなく、事実上可能なのかということですよね。

これから説明していきます。

高専と大学の学科の枠組み

まず、高専と大学の学科の枠組みはざっとこんな感じです。

大学の学科は、学科数の多い東京大学を参考にしました。

図の枠組みの中での学科移動

高専から大学に編入する際、枠で囲まれた中での学科の移動はそれほど大きな進路変更ではありません。

高専に過去のデータが有れば、そのような進路変更をした先輩がいるでしょうし、ググれば情報も少し出てくると思われます。

重要なのは編入学試験で点数を取れるかという部分ですが、枠内の学科は主要科目は同じです。
また、専門科目も高専の授業でやったものが多く、勉強次第で意外と簡単に対応できる範囲です。

図の枠組みを超えた学科移動

枠の範囲を超えると、カリキュラムも大学編入試験の科目も大きく異なってきます。

しかし、断言しておきます。

枠を超えても、他学科からの編入はできます!!

なぜこんなに自信満々なのかというと、自分がそうしたからです。
厳密には他学科の編入で合格しただけで、入学はしていませんが。

大きな進路変更の例

  • 高専 電気電子系学科 → 技科大 建築学科(自分)
  • 高専 機械系学科 → 上位国立大 経済学部(友達)
凡才たぬき
凡才たぬき

なんと高専から経済学部への編入学も可能です。
試験科目は数学と英語の2科目が多いですが、高い英語力(TOEIC700点以上)と面接も重視されるようです。

では、自分がどのようにして合格したのか、ポイントを挙げながら説明していきます。

大学編入の試験日などをまとめました。詳しくはこちら↓↓↓↓

note(ノート)
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他学科へ編入合格へのポイント

早めから準備する

他学科への編入を考えているなら、早めに準備しましょう。

最低でも高専4年春休みには専門の勉強は始めなければなりません。
理想は4年の12月あたりです。

僕が4年2月あたりに建築の勉強を始めたときは、教科書を見てもさっぱり。過去問なんてもってのほかでした。

それでも苦労しながら勉強し、なんとか過去問を6,7割解けるようになりました。
そのとき、気づいたポイントをまとめました。

  • わからないところは置いておいて、とりあえず進める
  • あとでまとめて先生に聞きに行く

最初はだれでも、わからないところだらけになると思います。
わからないところで止まっていては勉強が進まないので、何かしらわからないところはメモして、どんどん進めていきます。

また、先生に聞きに行くとは言っても、自分の学科の先生に聞いたところ無理なので、建築に関連する土木学科の先生に聞きに行っていました。
もちろん全く知らない先生でしたが、普通教えてもらえます。

技科大は受験する

大きな進路変更を考えているなら、技科大は受験しておくことをおすすめします。

理由は、専門科目の配点が低いからです。
他の大学では、筆記は専門科目のみとかですが、長岡、豊橋ともに技科大の専門科目の配点は全体の3割です。

専門ができなくても、数学や英語などの基礎科目で他の受験生と差をつけられます。

旧帝大や東工大も専門の配点が低いですが、これらはそもそも合格が難しいので、技科大が無難。

技科大に関する記事はこちら↓↓↓↓

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研究室訪問をしておく

研究室訪問はマストではありませんが学科変更の場合はしておくべきです。

主なメリットは、以下になります。

  • 自分の編入後の生活が想像できる
  • モチベーションが上がる
  • 勉強の仕方を聞ける

大学の学科のHPには教員の一覧とメールアドレスが載っているので、適当に研究室訪問希望の旨を連絡すれば、基本受け入れてくれます。

研究室に行けば、大学院生もいますし、自分が編入学後に何をしているのか想像できるようになります。
僕はそれが結果的に、モチベーションアップに繋がりました。

また、先生or大学院生に勉強の仕方を聞けます。

さすがに先生の立場上、試験のことは教えてもらえませんが、「こういうところ勉強しておくと良いよ」といった情報を教えてもらえることがあります。

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この記事を書いた人

とある国立大の大学院生。高専から編入学、そして外部院試を経験しています。
備忘録も兼ねて、ブログを運営中。
加えて日記として note を使用。
何か聞きたいことがあれば、Twitterかメール(physicsblog.acc@gmail.com)でお気軽に聞いてください。
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