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【編入学生が解説】高専から大学編入のメリットとデメリット

先日、スマホをトイレに落とした凡才たぬきです。

今回は高専から大学へ編入するメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。

いきなりですが、この記事のまとめを書いておきます。

大学編入するメリット
  • 大卒となる
  • 人との交流が生まれる
  • 文系就職しやすい
  • (大学院まで行く場合)大企業に入りやすい
  • 大学に思い入れがない
大学編入するデメリット
  • お金がかかる
  • 勉強が大変
  • (大学院に行かない場合)就活がめちゃめちゃ大変

ざっとこんな感じです。では細かく見ていきます。

大学編入の試験日などをまとめました。詳しくはこちら↓↓↓↓

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目次

大学編入するメリット

大卒(学士)となる

当たり前ですが、大卒、つまり学士号という資格を得ることができます。

しかし、昨今では多くの人が大学に行くので、大卒という資格があまり意味を成すことはありません

人との交流が生まれる

2年間ですが、キャンパスライフを送ることが出来ます。
サークルに入っていろいろなひとたちと遊んだり、飲みにいったりすることもできます。

僕の編入した大学は、編入学生でも多くのサークルが歓迎してくれました。

就職してしまうと、どうしても会社を中心とした人付き合いが中心になってしまいますが、いろんな学部の人と交流することができるのは大学の大きなメリットです。

とは言っても、現状僕はそれほど大学で遊んでいませんし、大学3年のときは授業とバイトで割と忙しかったので、それほど遊ぶ気にもなれませんでした。

それでもバイトで友達を作ったり、たまに参加するサークルで運動したり、大学生活は楽しいものです。

編入後の大学生活に関する記事です。興味があれば、見てみてください。
【大学編入】編入後の大学生活を語る【単位が取れない!?】

文系就職しやすい

大学は高専に比べて、文系就職が圧倒的にしやすいです。

大学生は文系の人はもちろんのこと、理系の人も学部卒では文系就職する人が多いです。
理系就職は専門職となり、大学院卒が求められる場合が多いので、大学から理系専門職に就職するのが難しいという状況です。

つまり、文理問わず多くの人が就活をすることになるので、いろいろなところから就活の情報が降ってきます。
もちろん学校にも就職支援センターなるものが設置されていたり、大学生の就活コミュニティがあったりします。

このような理由で、高専より大学のほうが文系就職をしやすいのです

では専門職など理系就職はどうなのか、次で解説します。

(大学院に行く場合)大企業に入りやすい

編入する最大のメリットはこれです。

大学院に行けば、就職先はとても多く、求人の中には大企業もあります。
更には、大学院での努力次第では企業の研究職も考えることができます。

しかし、大企業とは言っても大学院からの文系就職は、大学からの就職と特に変わりません。
編入する恩恵を一番受けるのは、大学院に行き、理系の専門職への就職をする人でしょう。

詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓↓↓

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大学に思い入れがない

これはとても個人的な意見です。

同じ大学の他の学生よりも、在籍する年数は短く、受験も苦労しないため、僕は大学に対してそれほど思い入れがないです。
自分にとっての出身校はやはり高専という感覚が根強いです。

では、なぜこれがメリットなのかというと、「外部院試に前向きになるから」。

大学生の多くはそのまま内部で進学します。
しかし、僕も編入友達も外部大学院に進むという進路選択をしました。

おそらくこの差は、大学に対する思い入れが大きく関係していると思います。

ズバリ、大学院試はかなりの確率で受かります。
編入よりも合格率はずっと高いです。
旧帝大でも研究室を選ばなければ、元高専生なら誰でも受かるような試験ですので、皆さんぜひ大学院は外部も受けてみることをおすすめします。

大学編入するデメリット

お金がかかる

当然、大学に行くにはお金がかかり、就職と進学では金額にかなり差が出ます。

大学に通い始めると学費、食費、家賃、交際費等でかなりのお金がかかります。

費用金額(/月)
学費(国立)約5万円
食費約2万円
家賃(ガス代等)約4万円
合計約11万円

これだけでも最低限と考えてください。
これに加えて、教科書代や交際費等いろいろな出費がかさみます。

大学生活に必要なお金は最低でも、約10万円/月と考えましょう。
しかし、今払えなくても貸借型の奨学金なら借りることはできます。

また、受験でも意外とお金が必要になります。

受験前に参考書代、TOEIC受験料(約5000円)がかかります。

受験本番では受験料(約3万円)、交通費、宿泊費(前泊する場合)がかかります。

進学はかなりお金がかかるので、保護者さんとよく相談してから決めましょう。

勉強が大変

基本的に編入学生は、通常の学生に比べて単位が少ないので、授業が多いです。

勉強が嫌いな人にはかなりしんどい状況になりますので、少しでも自分が楽しいと思える分野に編入することをおすすめします。

(大学院に行かない場合)就活がめちゃくちゃ大変

大学からの就職は高専からの就職と比べると何倍も大変です

詳しくは別記事で解説しているので、ご覧ください↓↓↓↓

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最後に

編入してから半年が経ちましたが、編入してよかったなと思うことばかりです。

自分でも驚いているのが、以前より勉強が好きになれたことです。

正直なところ、別に勉強が好きで進学したわけではありません。
大きな声では言えませんが、就職したくないから進学したのです。

「勉強が好きではないのに、大学なんて行ってもいいのかわからない。
かといって就職もしたくない。」というひとには進学を勧めます。

「大学に行けばよかったんじゃないか」とモヤモヤしながら働くなら、大学で勉強をちゃんと嫌いになってから働くほうがスッキリするのではないでしょうか。

他にも編入学に関する記事を書いているので、ぜひ見てみてください。

大学編入の試験日などをまとめました。詳しくはこちら↓↓↓↓

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この記事を書いた人

とある国立大の大学院生。高専から編入学、そして外部院試を経験しています。
備忘録も兼ねて、ブログを運営中。
加えて日記として note を使用。
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