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【大学編入】中堅国立大学に合格するまでの勉強スケジュール

高専4年の秋はそろそろ志望校など進学について、漠然と考え始めているころですよね。

今後どのように勉強を勧めていくか考えている人もいると思います。

今回は僕の編入試験に合格するまでの勉強スケジュールを書きました。

よかったら参考にしてください。

目次

まず、言いたいこと!!

僕は最初に受験した大学に合格するまでは「どこも受からなかったら、どうしよう」という不安がずっとつきまとっていました。

その不安から、精神状態はあまり健康とは言えなかったかもしれません。

このときの僕と同じような状態になっているあなたに言いますが、

編入は全く焦る必要はありません!!

今考えると、編入試験に対する不安について考える時間は本当に無駄だったなと心から思います。

編入学試験はたくさんチャンスがあります。二次募集もあります。

早くからそんな不安をいだいていても何も得することはありませんでした。

さすがに試験日の1ヶ月前なのに、全く勉強していないし勉強する気も起きないのような人は焦りましょう。

勉強スケジュール

4年夏休み〜10月

  • 一日の勉強時間は3時間ほど
  • 英語・・・中学高校の文法の確認。TOEIC対策は単語帳を600点レベルまで覚える
  • 数学・・・高専の教科書(微積と線形代数)をゆっくりと一通りやる
  • 物理・・・まだ手をつけていない

英語と数学の勉強を中心に始めました。

編入の勉強は数学と英語から入ることをおすすめします。

英語から始める理由は、TOEICは早めに片付けることができるからです。

数学から始める理由は、他の暗記色の強い科目をやっても編入試験のころには忘れてしまうからです。

僕は何でもペースを上げていくのに時間がかかるタイプなので、夏休みから勉強をはじめました。

今思うと、こんなに早く勉強を始める必要はありませんでした。

TOEIC対策の単語帳として使っていたのは「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」(通称、金フレ)です。

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4年11月〜1月

  • 一日の勉強時間は約5時間
  • 英語・・・TOEIC対策を本格的に始める
  • 数学・・・高専の教科書を一通り終える。編入数学徹底研究を2周ほどする
  • 物理・・・大学生の初等力学を少しずつ進める

英語(4年11月〜1月)

11月ごろ、TOEICの対策を本格的にはじめました。

12月にTOEICを初受験することになりました。

具体的にどんな勉強をしていたのかというと、「究極のゼミシリーズ」でひたすら演習していました。

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そして、TOEIC受験の1週間ほど前からはTOEICの公式問題集を利用して、より実践に近い演習をしました。

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そして、初TOEICの結果は495点!!

「600点くらいは取れるんじゃないか」とTOEICを楽観視していたので、かなりショックでした。

1月も受験して、結果は550点でした。

数学(4年11月〜1月)

高専の教科書を一通りおえました。僕がこなした高専の教科書は、微積分2冊と線形代数の教科書です。

それから、編入数学徹底研究を2周ほどしました。

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今から、編入向けの数学の参考書を買うなら、僕は「詳解と演習 大学編入試験問題<数学>」をおすすめします。

なんせ詳解と演習 大学編入試験問題<数学>は初出版から一年も経っていないので内容も最近の編入問題に対応していますから。

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物理(4年11月〜1月)

過去問を何年分か解いてみて、出題範囲を確認しました。

それから、大学生の初等力学の出題範囲に該当するところだけやり始めました。

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この本の範囲は大学の1,2年生の力学の内容(解析力学は含まない)なので、編入物理にはぴったりでした(ただ、正誤表はありますが、誤植が多いです)。

4年2月〜5年4月

英語(4年2月〜5年4月)

TOEICの点数を上げるために、究極のゼミシリーズをもう一回やり直しました。

それから、公式問題集を最新版から3冊やりました。

2月のTOEICが600点、3月のTOEICが630点になりました。

自分で目標としていた600点を超える点数が取れたので、TOEICの勉強は終了です。

しばらく英語からは離れました。

数学(4年2月〜5年4月)

編入数学徹底研究編入数学過去問特訓の多くの問題を解けるまで、何度もやり直して解けるようにしました。

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そして、過去問の解答を作り始めした。

ここで嬉しかったのが過去問がかなり解けるようになっていました。

この2冊をやり込んだ甲斐はあったようです。

物理(4年2月〜5年4月)

まず、大学生の初等力学を一周目を終わりにしました。

物理は一度解けた問題は割とすぐに解けなくなることは起きにくいので、2周目は解けなかった問題のみ解きました。

それから、物理は過去問がかなり重要なので、過去問の解答づくりに時間をかけました。

5年5月〜受験

  • 一日の勉強時間は約7時間
  • 英語・・・豊橋対策として文法を再確認
  • 数学・・・ひたすら過去問を反復
  • 物理・・・過去問を中心に勉強。電磁気のみファイリングノートを解く

英語(5年5月〜受験)

豊橋技術科学大学の受験は、TOEIC提出ではなく独自の英語の試験がありました。

その対策として、英文法の再確認をしました。

英文法の勉強で使った参考書は「関正生の英文法ポラリス 標準レベル」です。

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この本は通常の大学受験向けの本ではありますが、豊橋技科大の受験対策としてはぴったりでした。

数学(5年5月〜受験)

ひたすら過去問を解きます。

自分が受ける大学の過去問だけでなく、友達の受ける大学の過去問を解くのを手伝ったりもしました。

数学は一番時間をかけていたので、かなり自信はありました。

物理(5年5月〜受験)

受験校を変えたこともあり、物理は勉強内容をガラッと変えました。

問題を解く勉強から、物理を理解する勉強に変えました。

具体的に何を変えたのかというと、参考書を理解していく勉強にしました。

このとき使っていた参考書は「わかりやすい理工系の力学」です。

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この本は力学を理解するのには最適です。

しかし、演習問題は少なめなので演習書を別で用意する必要はあります。

電磁気は自分が問題に弱いことを理解していたので「ファイリングノート」という演習書(ファイル?)を使って演習しました。

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最後に

僕の受験へのモチベーションは受験が近づくにつれて落ちていきました。勉強は続けていましたが、面白くなくなっていっていったのです。

モチベーションが落ちていった原因は、モチベーションを早い時期から高めすぎたことだと思っています。

だから、皆さんも気をつけてください。勉強はやりすぎず、やらなすぎずを継続することが大事だと思いましたね。

ほかにも編入に関する記事を書いているので参考にしてください。

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この記事を書いた人

とある国立大の大学院生。高専から編入学、そして外部院試を経験しています。
備忘録も兼ねて、ブログを運営中。
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