一般的に高専からの編入学は、普通の大学入試よりも入りやすいと言われています。
今回はその理由について解説するついでに、編入学試験を控えた高専生に有益な情報も紹介します。
高専からの進学の実態
大学の編入学試験が終わった今、高専からの進学は正直、ヌルゲーだと思っています。以下にそう思った理由を一つずつ書いていきます。
受験者が少ない
工学部の編入学試験の受験者の多くは高専生なので受験者はどの大学も少ないです。
理学部の場合は他の大学の2年生が受けに来るようなので受験者は工学部よりは多いです。
ちなみに、旧帝大の工学部はそもそも高専生しか受けられないところが多いみたいです。
そして、そもそも高専生は割と就職しがちです。僕の通っていた高専では進学のほうが多かったですが多くの高専は進学より就職のほうが多いようです。
よって、編入学試験はどこも受験者が少ないです。
ほとんどの国公立大が試験を実施
ほとんどの国公立大学が編入学生を受け入れています。
どの大学も応募人数は若干名となっています。人数が明確に書かれている大学もありますがその人数できっちり取ることは少ないです。
これは受験者が少ないことが原因となっています。
受験者が少ないので毎年受験者のレベルが変わってしまいます。そのため、大学は人数で合格者を決めるのではなく、ボーダー(合格の基準となる点数)を設定しているところが多いようです。
大学編入の試験日などをまとめました。詳しくはこちら↓↓↓↓
科目数が少ない
編入学試験は科目数が少ないです。
大体、3,4科目で受けられます。それより多いところもありますが少ないところは1科目とかです。現に僕は1科目(しかも、口頭試問のみ)で合格しました。
問題が簡単
工学部であるなら問題はどこも簡単です。(超難関大を除いて)
疑うなら調べてみてください。その専門科目について知っている人なら難易度がわかるはずです。
教科書の割と初めのほうの問題みたいなのがおおいです。(電磁気ならガウス、アンペールなど、電気回路なら過渡応答など回路を微分方程式で解くなど)
正直、専門科目だけならひと月あれば十分です。
専攻科という保険も
どこの高専にも専攻科が存在すると思いますが、どこの大学にも受からなかったら専攻科で学士をとることもできます。
専攻科の入試制度は高専によってかなりまちまちのようですが、専攻科が滑り止めとして使われているところがかなりあるそうです。(僕の高専は専攻科が以上に人気だったため、滑り止めには使えない状況でした)
試験を控えた高専生へ【大学選びのポイント】
大学選びのポイントというのは
ネットに情報があまりないところが狙い目
ということです。
「なんであえて情報がないところを選ぶ必要があるんだ?」と思う方も多いと思います。
「情報がないところなんて対策もしづらいし、受けるだけ無駄になってしまいそうな気がする」と普通なら思いますよね。
みんなそのように考えますが、それを逆手に取るということです。
あなたが敬遠してしまうようなところは、他の人も敬遠します。逆にそこを狙えば、案外楽に合格できてしまう可能性は大いにあります。
僕が実際にそれを体感しました。
僕が現在在籍席している大学の学科はネットに編入学試験の体験談などの情報が殆どありませんでした。僕はその大学を受ける前はとても不安でしたが、そんな不安は全くいりませんでした。中堅以上の国公立であるのに試験は驚くほど簡単で多くの受験者が受かっていました。
情報がないからという理由で、試験を避け、多くの人は損をしています。
情報のない試験ほど受けてみる価値は十分にあります。
まとめ
以上が高専からの編入が簡単だと思うに至ったおもな要因です。
僕の学科では進学希望のほとんどが国公立大学に合格しています。合格した人の中には勉強なんて教科書眺めた程度とかいう人までいます。
なんか高校生には申し訳なくなってきたので、今回はここまで。。。
他にも編入学に関する記事を書いているので、ぜひ見てみてください!!
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